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会社帰りの悲劇



【投稿】 野郎大夫 さん 2000年08月18日

 27歳のOL洋子は、仕事を終え電車に乗って家路をたどっていた。電車は仕事帰りの人たちでいつもながら混雑していた。そしてこれもいつものことながら、痴漢の多発するときでもあった。痴漢のやることといえば、お尻を触ったり、胸を触ったり… というのが代表的である。特に若い女性は、胸の前に腕を持ってゆき、それによって胸はガードする。お尻の方はなかなかガードできにくいから、その分どうしても標的にされる。
 洋子も痴漢被害者の例外ではなかった。この日は右手にバッグ、左手は胸の前。後ろにはおばさんが乗っていた。洋子はひとまず安心。しかし、駅に着く度に乗客は入れ替わり、洋子の降りる一つ手前の駅に着いたとき、後ろのおばさんに代わって、ガラの悪そうな男が洋子の後ろにやってきた。そして、洋子の足に手を当て、その手をだんだんと上へ、そして外側から内側へと徐々に動かしていった。「次の駅で降りるんだから」と、洋子は自分に言い聞かせて耐えた。電車が速度を落とした。男の手が洋子のおまんこ付近に達しようとしていた時、電車は停止し、ドアが開いた。「これで逃げられる」と嬉しくなった洋子は、さっさとドアに向かい、そしてホームに降り立った。
 ため息をつきながら改札を出る。あたりはすでに暗くなってしまっていた。ここから洋子の住むアパートまでは歩いて15分少々。駅前のコンビニへ行き、夕食のお惣菜などを買う。
 コンビニを出てゆっくりと歩き始めた洋子。駅前から少し行くと、急に人通りの少ない道になる。その道を少し歩いたところで、洋子は自分の背後に人の気配を感じ取った。後ろを振り向く洋子。そこにいたのは……
 なんと、さっき電車で痴漢してきた男だった。洋子が急に早足になると、男も早足になった。そしてもう少しで洋子に追いつきそうになったとき、「どうしてついてくるの?」と走りながら洋子が男に聞いた。男は「君にほれたんだ。ちょっとやらせてくれよ」と言う。怖くなた洋子は、本来まっすぐ行くべきところを右に折れ、大通りへととにかく急いだ。
 大通りに行く手前で停まっている一台の車を見つけた。運転手らしき人がタバコの自動販売機の前でタバコを買い、ちょうど車に乗り込むところだった。洋子は動き出そうとする車の助手席の扉を開け、「すいません、変な男につけられてるんです」と言って、車に乗り込んだ。運転手の男は、「ああ、そうか。じゃあ、どこかまで送ってあげるといいかな?」などと、実に親切そうに言ってくれた。顔を見ると、いかにもジェントルマンという言葉がぴったりくるような男。
 再び車が動き出そうとしたとき、さっきの男がその行く手を阻んだ。運転手の紳士はクラクションを何度か鳴らすけれど、男はどこうとしない。運転手の男は、「ちょっと待っててね」と洋子に言って、男の方へと行った。そして何か話していたのかケンカしていたのか、そこのところは暗くて分からなかったが、しばらくして男は去り、紳士は運転席に戻ってきて、車は動き出した。
 男は優しそうに「疲れてるだろ? お茶でも飲むかい?」言った。車の後部座席から水筒を取り出し、コップに入れたお茶を洋子に飲ませた。そして自分はタバコに火をともし、それを吸った。「もう一杯どうぞ」と勧められ、おかわりをした洋子。
 男がタバコを吸い終えて、車を動かそうとした。洋子は彼に遠慮して、「もう近くなんで、歩いて帰ります。どうもありがとうございました」と言って、ドアを開けようとした。男は、「遠慮はいらないよ。もしもその辺でさっきの男が待ち伏せしてたらどうするんだよ?」と言い、車を動かした。
 普段洋子が通っている道は、近道ではあるが、その途中には車が入れないところがある。そこで車の場合は遠回りをしなければならない。だが、その途中の大通りは、この時間はいつも渋滞している。洋子は男にアパートまでの行き方を説明し、結局送ってもらうことになった。そして案の定、大通りは渋滞していた。「歩いたほうが早い」と洋子は感じていたのだった。
 と、そのとき、洋子は急に眠気を覚えた。仕事で疲れたせいだろうか、それともさっきの変な男のせいだろうか。洋子はいつの間にか眠ってしまった。

 目覚めたとき、洋子はベッドの上だった。しかもどこのベッドかも分からないところにいた。「あれぇっ〜?」っと、きょろきょろしていると、足元の方に人がいるのが分かった。その顔を見た瞬間、洋子は極度な驚きを覚えた。なっ、なんと、さっきの痴漢男ではないか! そして自分の枕もとには、あろうことか、さっきの運転手の男がいる。もう少しあたりに目をやると、5〜6人のみ知らぬ男が…。しかも男たちは全裸。
 洋子はわけが分からなかった。そしてふと自分のことに意識が移った。な、何も着ていない。焦った洋子は、とにかくベッドの上に起き上がった。「やっと気づいたのか」と運転手の男。「これ、どういうこと?」と洋子は尋ねる。「俺たちはグルなの。今日はおまえを犯そうと思ってね。サブ(痴漢男の名前らしい)の携帯から連絡があって、『なかなかいい女を見つけて尾行してる。兄貴(運転手の男をこう呼ぶらしい)今どこにいる?』って聞くから、俺の居場所教えたら、『ちょうどそっちに向かってるよ』だって。それでタバコ買って待ち伏せてたわけ。よくあの辻で曲がってくれたもんだぜ」と言う。洋子はおまんこのところに手をやって、「お願い、やめてください!」と言った。そのとき、洋子はまた一つのことに気づいた。な、ない! 毛がない。「ふふふぅ〜、全部剃ったもんね。奥の方までよく見えるぜ」とサブ。「お前に飲ませたお茶あっただろ。あれには睡眠薬が混ざっていたんだよ。お前もよく寝るねぇ」と兄貴。
 次の瞬間、サブが洋子をベッドに押し倒し、その上に乗ってきた。「やめてください」と叫ぶ洋子。兄貴がピストルをちらつかせ、「逆らえば撃つぞ。殺すぞ。殺したとして、お前はどうせ俺たちに犯されるんだ」と言った。洋子は急に怖くなり、サブへの抵抗する力をゆるめた。いや、もう諦めたのだ。抵抗しても逃げられない。向こうには仲間の男がいるのだから。
 サブは洋子の膣に指を突っ込み、ぐりぐりと中をいじくりながら、その指がクリトリスに達し、そのとき洋子は興奮し始めた。「あっ、あ〜ん」と洋子は叫び始めた。「気持ちいいの? 感じてるの?」とサブは聞きながら、手の動きを早める。そして洋子の膣は、クジラの噴気口と化した。ベッドの上にできた水たまり。サブは、「これ、何?」と洋子に聞く。答えない洋子に、「おしっこ漏らしたの?」と聞く。洋子が首を横に振ると、「だよね、じゃあ、何だろう? 愛液ってやつ?」などと尋ねる。赤面する洋子に向かって、「恥ずかしそうだね」と兄貴。
 サブはさらに膣の周りを舐め、舌を膣の中に入れたりして、そしてそんなことをしているうちに、「俺、もう我慢できないよ。いくよ。あー、もうダメだ」と言って舌を抜き、代わりにペニスを膣に挿入して、中でピストン運動をはじめた。この日が危険日であることを十分に分かっていた洋子は、「お願い、中出しだけはやめて」と叫ぶ。しかし感じているせいもあって、はっきり言葉にならない。「いくよ。お前も一緒にいけよ」と言うサブ。「お願い、コンドーム」と叫ぶ洋子。しかし「コ…あ〜ん…ン・・ド…あん…あ〜ん…ム…気持ちいい〜」という言葉になってしまい、まるで通じない。
 「はぁっー」っという大きなため息とともに、サブは洋子の膣からペニスを抜いた。中出ししたようだ。サブは横に行き、代わって兄貴が洋子に覆い被さる。「俺のこと、優しいと思ったでしょ? 今から優しくしてあげるね」と言いながら、胸を揉み始めた。「気持ちいいかい?」と聞く兄貴。確かに気持ちよかった。兄貴は乳首にしゃぶりつき、すごく気持ちよさそうにしていた。
 兄貴はビンビンに勃起したペニスを洋子の顔の前に持っていき、口にくわえるように指示した。洋子は指示された通りに兄貴のペニスを口にくわえ、そして口を動かした。兄貴は、「あっ、気持ちいいねぇ。おおっ、いきそうだ。ああっ、あああっ」と言って、口内に発射した。兄貴の精液に満たされた洋子の口。兄貴は口を開けろと言い、口の中が白くなっているのを見て、今度はそれを飲むように言った。
 洋子は兄貴の精液を飲み込んだ。兄貴が洋子から離れたとき、向こう側にいた男たちがやってきた。「お前たち、後は自由にやれ!」と兄貴が言うやいなや、待っていましたとばかりに男たちは洋子の上に乗ったり体を触ったりし始めた。サブも「俺はまだ足りねぇ」などと言いながら、その中に加わった。
 男たちに犯される洋子。何回いったのか、誰に何度犯されたのか、そんなことを覚えていようはずもないくらいやられた。中出しはもちろん全部生。非常に危険だ。洋子はとっくにくたばっていた。男たちは複数であるためか、なかなかへこたれてくれない。

 そのうち男たちも飽きてきたのか、もうやめよう、という雰囲気になった。兄貴がお茶の入ったコップを持ってやってきた。「これを飲むんだ。そしたら帰してやる」と言う。睡眠薬が入っていることくらい、洋子には推測できたが、「帰してやる」と言われたのでそれを飲んだ。そしてベッドに横たわり、眠りについた。

 次に気がついたとき、洋子はまだ薄暗い自分の住んでいるアパートのすぐ裏手に全裸のまま横たえられていた。傍らには自分のバッグ(お金以外はそのまま)が置かれてあった。そして周囲に誰もいないのを確かめて、すぐに立ち上がり、部屋へと急いだ。自分を犯し、さんざんな目に遭わせた男たちに奪われたものは、財布の中に入っていたお金と、コンビニで買っていたお惣菜だった。いや、洋子自身のプライドも奪われたのだけれど。


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