| 【投稿】 野郎大夫 さん 2001年06月22日(金) 20時50分 いやはや、こういう仕事(刑事訴訟の弁護士)をしていると、どうも不可解な事件に出くわすことがある。どうして自分が、こんなやつを弁護しなければならないのか? ときどき自分の職業がむなしくなることがある。もっとも、どこかの金持ちに私選弁護人として召し抱えられたときは別だが… 今回担当することになった事件は、生徒数人が女性教師をレイプした事件である。被告人等の供述をもとに紹介する。なお、当然仮名であることを申し添えておきたい。 大野晶子は、いわゆるお嬢様大学を卒業後、某公立高校の教員として赴任した。お嬢様大学出身者にしては、よくも採用試験をパスしたものだ。実にお嬢様的生活を送っている彼女は、決して英語が上手とは言えないものの、英語の教師をしている。学生時代に何度か海外に行った経験があるとのこと。もちろんお金はパパの財布から出ているのだろうが…。所持品、服装など、まさにお嬢様だ。 彼女がこの高校に赴任した年、岩倉健一は3年生だった。成績は至って優秀で(とは言え、この学校のレベル自体たいしたことはないので、一般的にはすごくも何ともない)、本人の志望する私立大学への推薦枠獲得は、ほぼ決まっていた。健一はまた、知恵者でもあった。これは転じて悪知恵にもなるものなのだが… この高校には、いわゆる不良に当たるグループもあった。大崎・橋本・田村の3人組は、体育会系で体力には自信を持っていたが、時にそれを悪用する。かつ上げなどをやらかしては、おとがめを受けることもしばしばであった。そしてこの3人組は、まるで自分たちの軍師の如く岩倉を頼っていた。 岩倉は、ある程度学習意欲があった。大学に行くのに、自らの苦手科目であった英語の成績のことを気にしていた。長年3年生を担当していたベテラン教諭、松井先生の授業が受けられると楽しみにしていた。松井は生徒からの評判が非常によく、彼のおかげで偏差値が上がった、等という声は、よく聞くところだ。それもあってか、彼は3年生しか見ない。 しかし、松井はこの年の3月をもって異動になった。もちろん、進学校からの引き抜きのようなものである。そして、岩倉たちのクラスの英語を担当することになったのは、新米の大野だった。 初めての授業の日、大野はいつもの如く着飾り、そしてやや短めのスカートで教壇に立った。当然、クラスの男たちの大半は、これに気を取られていた。しかも、大野はあがっていた。胸がどきどきいっているのが聞こえそうなくらいだった。 教科書を開いて授業をはじめた。ヒアリングをすると言って、CDプレイヤーのコードを差し込み、教壇に戻るときのこと、緊張していたせいか、コードに足を引っかけ、転んでしまった。短いスカートはひらりとめくれ、純白のパンツは生徒の前にさらされた。 当然だが、男子生徒は喜んだ。大野は真っ赤な顔をしてすぐに立ち上がったが、授業に集中できずに、時間が来る前にさっさと職員室に戻った。 これまで、あまり女性に興味を持っていなかった岩倉は、この時初めて自分の下半身に違和感を覚えたのだった。 それからというもの、英語の授業の度に岩倉は、自分でも分からないような不思議な緊張に駆り立てられた。 そして、私立大学への推薦入試もパスし、めでたく卒業の時を迎えたのだった。 卒業式の日、岩倉は帰ろうとして、あわてて職員室に行った。そして大野を呼び、話があるのだという旨を伝えた。そう、岩倉にとって大野は、もはや初恋の人になってしまっていたのだ。 岩倉は大野に、自分は先生と生徒という関係じゃなくて、一人の男と女との関係をこれから続けて欲しいと誓願した。が、大野の返答はノーだった。大野は突然のことに、かなり動揺した様子だった。 岩倉が大学に入って半年が過ぎた。しかし、頭の中から大野のことが離れなかった。マスターベーションの際、「晶子さん、晶子さん」とささやきながら、精液を飛ばしていた。そして、この精液を、何としてでも晶子の体内に入れてやろうと思うようになった。 岩倉は悪友の大崎・橋本・田村に頼んで、一緒に大野を犯すことに決めた。交換条件として、岩倉は入れた後、次々に入れさせてあげる、という条件が付いた。岩倉は、どうせ晶子が自分のものになることはないのだから、自分さえ行為を成し遂げられればよい、という思いから、この条件をのんだ。 晶子の家の付近を、みんなでした見に行った。一月ほど前につぶれた工場があり、ここで実行しようということになった。問題は、晶子をどうやってここに連れてくるかである。手段は一つ、拉致しかない。晶子が夜遅く帰宅する日を調べて、唯一免許を持っている田村がレンタカーを借り、それで拉致することになった。費用はもちろん岩倉持ち。 この年の暮れ、忘年会の日に決行が決まった。忘年会なら情報が得やすい。岩倉が仲良くしていた教師から聞き出した。 駅から晶子の家までの間に、人通りの少ないところがある。そこで待ち伏せた。晶子がやってきた。「あのー、すいません」と大崎が近づいて声をかけた。ふと足を止めて晶子が振り返った瞬間、橋本が晶子の手を縛り、大崎が足を持ち上げて、車の中に押し込めた。晶子は何が起こったのか、分からないといった状況だった。 車はすぐに動き出した。工場跡に着いたとき、晶子は両手両足を縛られ、口には粘着テープを貼られていた。工場の中に入って明かりをともし、晶子のガムテープをはがした。岩倉が近づいていき、「先生、久しぶり」と言った。「岩倉君、どういうこと?」と晶子が言った。「先生とつきあいたかった。でも断られた。僕は先生が好きだ。だからせめて、セックスがしたくて…」「なに? 何言ってるのよ?」「晶子さん、僕の精液入れてあげる」と言った途端、健一が自分のズボンをずらし、肉棒をしごきはじめた。 晶子は叫んだが、無駄だった。服を脱がされ、ブラジャーを引きちぎられた。やや品乳気味だったので、大崎たちはがっかりした。あの時と同じ純白のパンティーは美しかった。またの間を刺激しながら、徐々に局部に近づいていった。晶子は抵抗していたが、次第にその抵抗する声は、荒い息に変わってきた。刺激を続けるうちに、パンティーにわずかなシミができた。「よーし」と思わず健一は口にし、晶子のパンティーを剥ぎ取った。「きゃー」と晶子は言い、太股に力を込めたが、パンティーは無事にはがれてくれた。 穴の中に指を突っ込む健一。濡れていた。そして穴をのぞき込むと、なんと、びらびらが付いているではないか? 経験がなくとも知識として知っていた健一は、一応経験者の3人にも確認させた。「先生、処女だったんだ」と3人が声をそろえていった。晶子は顔を赤らめたが、「もう我慢できない」との健一の声に、すぐに反応した。健一はそのまま肉棒を突っ込んだ。「痛い!」と晶子は悲鳴を上げた。しかし、健一にしてみれば、そんなことはどうでもよい。念願の晶子と、しかも処女をいただけたのだから、生まれて初めて経験する幸せを感じていた。 「せめてゴムは着けて」と声にもならない声で叫ぶ晶子。しかし、健一は聞く気もなかった。「あー、晶子さん、いく、いくよ」と言って、健一の精液は晶子の中に放出された。晶子は泣いていた。 健一が終わると、田村・大崎・橋本の順で次々と犯し、最後にもう一度、岩倉が挿入して取りを飾った。 晶子の哀れな場面は、ビデオと写真に納められていた。「誰かに喋った日には、これをばらまくからな」と脅し、晶子をその場で解放してやった。 だが、晶子は泣き寝入りするような女ではなかった。携帯電話から警察に電話をかけ、事情を話して婦人警官を呼びだした。岩倉の家にはビデオや写真があるのだから、それは逆に、証拠となるのである。 岩倉健一をはじめ大崎・田村・橋本は強姦の罪で逮捕・起訴された。そして私が、こともあろうに、岩倉の弁護をせねばならなくなったのである。 裁判中に明らかになったことだが、晶子は妊娠している。全員中出ししていたのだから、誰の子か分からない。 |